変形性膝関節症とは?
変形性膝関節症は、50歳以上の女性に多く、高齢になるほど患者数は増加する傾向にあります。
変形性膝関節症の症状
変形性膝関節症では、
- 膝関節の痛み
- 膝に水がたまる
- 膝の動きが悪くなる
などの症状が現れます。
初期では立ち上がり時や歩きはじめに痛みが出ますが、少し動かしていると痛みは軽減します。
中期になると、歩行時や階段の上り下り、正座などでも痛みを感じるようになります。
さらに進んで末期になると、安静にしていても痛みが取れず、歩くのも困難になります。
また痛み以外では、炎症から膝に水がたまって腫れたり、関節が硬くなって曲げ伸ばしがしづらくなったりします。
一般的に考えられている変形性膝関節症の原因
一般的に変形性膝関節症の原因は以下のように考えられています。
加齢による軟骨の変化
長年の負荷で膝関節の軟骨がすり減ることや、加齢により軟骨に栄養を与えるヒアルロン酸が減少し軟骨が痛みやすくなることが原因だと言われています。
肥満による膝への過度の負担
歩行時には、体重の約3倍の負荷がかかると言われています。体重が70kgの場合には、200㎏を超える負荷が膝にかかることになります。
運動不足による筋力低下
運動不足は下肢の筋力低下をまねき、膝への負担が大きくなるため、変形性膝関節症の原因になると言われています。
性別
女性に変形性膝関節症が多いのは、男性に比べ筋肉量が少ないことや、閉経後の女性ホルモンの減少が関わっていると考えられています。
病院や整骨院で行われる変形性膝関節症への一般的な対処法
投薬
消炎鎮痛剤(内服薬やシップ薬など)の服用や関節内注射(ヒアルロン酸やステロイド注射)などが一般的に行われます。
手術
状態に応じて、人工関節を入れたり(人工関節置換術)、関節鏡を使用して軟骨を取り除く手術などが行われます。
運動療法
リハビリとして関節を動かしたり、ストレッチや筋力トレーニングが一般的に行われます。
物理療法
光や熱、電気などの物理機器を使用して、患部に電気を流したり、温めたりする治療法です。
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