自律神経が乱れると心身はどうなるの?
身体を車に例えると、交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキ、身体のエネルギーはガソリンになります。
自律神経が乱れると、最初は交感神経が過剰に働き、副交感神経が働けなくなります。つまりアクセル(交感神経)を踏みっぱなしで、ブレーキ(副交感神経)が効かない状態です。
この交感神経が過剰になっている段階では、めまいや頭痛、動悸、不眠、肩・首のこり、内臓の不調など主に身体への症状が現れます。
さらにその状態で走り続けていると、やがてガソリン(エネルギー)が尽きてノロノロとしか走れなくなります。ブレーキである副交感神経が働けないので休息できずエネルギーが枯渇し、ついには交感神経もうまく働けなくなってしまうのです。
このように交感神経、副交感神経ともにダウンしてくると、「やる気がでない」「安らげない」など心にも症状が出始め、免疫力も低下し、さらに症状は深刻化してきます。
このように自律神経の乱れは、心身ともに様々な健康上の問題に関係しています。
一般的にストレスと言えば、精神的ストレスに限定されることが多いようですが、自律神経を乱すストレスはそれだけではありません。
ストレスには主に以下の4種類があります。
これら4つのストレスが蓄積され限界を超えた時(ストレスの器の限界を超え溢れ出した時)に、自律神経のバランスは崩れ症状が現れます。
そのため、お薬やカウンセリングなどで精神的ストレスが軽減したとしても、他のストレスが残っていればまた再発してしまうのです。
自律神経の乱れを整え心身の健康を取り戻すためには、適切な順番で4つのストレスにアプローチする必要があります。
特に重要なのは、自律神経の働きに大きく関与する首のゆがみを整えること、つまり、まず最初に構造的ストレスを解消することが効果的な不調の改善につながります。
当院がなぜ首を重視するのか?それは首と頭の連結部には、自律神経をコントロールしている脳幹があるからです。
首がゆがむとこの脳幹が収まっているスペースが狭くなるとともに、首の骨を貫いて脳幹へと向う血管も圧迫を受けるので、脳幹の働きが低下します。
また、首のゆがみと連動して頭も傾きゆがむので、脳と脊髄の周りを流れ、保護や老廃物の排泄などの役割を持つ脳脊髄液の循環も悪くなります。
これらの結果、自律神経が乱れ、検査では異常のない様々な不調を引き起こします。
脳幹には、自律神経の調整以外にも、以下のような生命活動に欠かせない重要な働きがあります。このことからも首のゆがみを整えることが、いかに大切かご理解いただけるでしょう。
自律神経の不調がある方の約90%が首に異常を持つと主張されるお医者様がいらっしゃいますが、当院においても自律神経の症状でお悩みの方ほぼ全員が首のゆがみを伴っています。身体からのアプローチで自律神経の症状を改善するためには、首の調整は必須です。
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ライズ整体院でございます。