自律神経が乱れると身体はどうなる?

自律神経のバランスが乱れると身体はどうなる?

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自律神経とは?

自律神経とは、内臓の働きや呼吸、血流などを、無意識下にコントロールしている器官です。

活動・緊張時に活発になる交感神経と、休息・リラックス時に活発になる副交感神経があり、正常な状態ではバランスよく働いています。

身体を車に例えると、交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキ、身体のエネルギーはガソリンになります。

自律神経が乱れると、最初は交感神経が過剰に働き、副交感神経が働けなくなります。つまりアクセル(交感神経)を踏みっぱなしで、ブレーキ(副交感神経)が効かない状態です。

この交感神経が過剰になっている段階では、めまいや頭痛、動悸、不眠、肩・首のこり、内臓の不調など主に身体への症状が現れます。

さらにその状態で走り続けていると、やがてガソリン(エネルギー)が尽きてノロノロとしか走れなくなります。ブレーキである副交感神経が働けないので休息できずエネルギーが枯渇し、ついには交感神経もうまく働けなくなってしまうのです。

こうして交感神経、副交感神経ともにダウンしてくると、「やる気がでない」「安らげない」など精神的な症状(うつ症状)が出始め、免疫力も低下し、さらに症状は深刻化してきます。

このように自律神経の乱れは、放っておくと心身ともに様々な不調の原因になります。

ライズ整体院