自律神経のバランスが乱れると身体はどうなる?
自律神経とは?
自律神経とは、内臓の働きや呼吸、血流、ホルモンバランスなど、人間が生きていくための働きを無意識下にコントロールしている神経です。
活動・緊張時に活発になる交感神経と、休息・リラックス時に活発になる副交感神経があり、正常な状態ではバランスよく働いています。
自律神経が乱れると、最初は交感神経が過剰に働き、副交感神経の働きが低下するので、常に心身が緊張しリラックスできなくなくなります。
こうした状態が続くと、動悸、息苦しい、めまい、頭痛、不眠などの症状が現れ、さらに副交感神経(安心・リラックスの神経)の働きが低下しているので不安や恐れを感じやすくなり、パニック障害へとつながります。
また突然の動悸やめまい、呼吸困難などのパニック発作は死の恐怖を感じることが多く、発作への強い不安感はますます交感神経を活性化し、繰り返しパニック発作を引き起こす悪循環を招きます。
このように自律神経の乱れは、放っておくとパニック障害やうつの原因となり、今まで通りの生活を送るのが難しくなってしまいます。
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